#ジャニヲタの夫 にこっそり始めたブログがバレた ~ジャニーズ研究家の夫の話~
一昨日、Twitterでの「#ジャニヲタの夫」タグブームに乗って、こんなブログを書きました。
そして、Twitterにタグ付けして投稿。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ 妻より先に嵐にハマった #ジャニヲタの夫 の話 - 期間限定ユニット http://t.co/hf5i8NHjEB
— ナナ子 (@nana_katakori) 2015, 9月 26
匿名でひっそりと始めたアカウントにしては、まあまあリツイートやお気に入り登録をしていただいて、書いた甲斐があったな~などと思っていました。
万一、夫本人の目に触れたら気付くだろうなとは思っていましたが、これくらいのリツイート数では、まあ見つからないだろうと。
それが、見つかってしまいました。
夫が「それは恋とか愛とかの類ではなくて」のあややさんをフォローしているのは知っていました。
こちらの記事
も、読んでいるかもしれないことは想定の範囲内でした。
ただ、私のブログは取り上げられなかったため、これでは夫は知る由もないなと考えていました。
それが、なんと。
夫は、「#ジャニヲタの夫」タグを熱心に読み込んでいたのでした。
大盛り上がりだった件のタグを相当さかのぼって読んだそうです。
夫は「みんな優しくていい奴だけど、大したことないな。というか、俺とは方向性が違うな」と勝手に物足りなさを感じていたところに、見つけた私のブログ。
「この夫はやるな…できる…って、これ俺やないかーい!」と安っぽいノリツッコミをするほど、すぐ気が付いたようです。でしょうね。
私自身、もしブログに勝手に書いたことが夫に見つかったとしても怒られたりするようなことはまずないと考えていましたし、実際そうでした。
それどころか夫はタグをさかのぼりながら「俺の事も書いてくれないかな」と思っていたようです。
私達夫婦はSNS関係については基本的にはチェックし合っていて、私のTwitterはプライベート丸出しのため鍵付きになっていることも夫は知っています。
そのため、タグに自分のネタが投稿されることはないと思っていたみたいですが、妻がサブアカウントを取得していたとはさすがに驚いたようでした。
それを知って、夫がまずしたことは、私のブログの添削です。
私の夫分析(夫が人物分析厨であることなど)は概ね外れていなかったようですが、「夫が選ぶ最強ジャニーズ」の項目に物言いが付きました。
私は「あの人櫻井翔好きだからな~」と適当に書いたのですが、
「櫻井翔の強みは、キャスターをしていたり大卒パイオニアというプロフィールだったり、ジャニーズの枠を出たところにあるのであって、『最強ジャニーズ』とは違う。俺が考える最強ジャニーズというのはジャニーズの仕事の中でどれだけ強みを出せるかだ。」
と、熱く語り始めました。
私が軽く「じゃあ木村拓哉とかは?」と聞いたら、
「木村拓哉はジャニーズという枠を超越したからこそ木村拓哉なのであって、『ジャニーズとして最強』であるならそれはもはや木村拓哉ではない。」
と、またもや熱くなり…
そして夫は、先日のミュージックステーション ウルトラFESの録画を付けて、滝沢秀明さんがカメラに向かって、ちょっとふざけたキメ顔を向けたところを回し、
「これ!これだよ、わかるか?!圧倒的なビジュアルで、キラキラ王子様スマイルも、クールなカッコつけも見せつけながら、それでいてこういったおふざけを全く痛さを見せずやってくる。滝沢秀明こそ最強ジャニーズ!」
という結論に至りましたので、先日の記事を慎んで訂正いたします。
次に夫がしたことは、タグのネタにされるべく、ジャニーズジョーク(なんだそれ)を会話にちりばめ始めました。
私が子どもを風呂に入れ、猫の模様のタオルで拭いていたら、
「おっ、中毒にならないよう気をつけろよ」
(テゴマスの「猫中毒」にかかっている)
などと言い、夕食になめこの味噌汁を出せば、
「ミソスープ美味いね」
(テゴマスの「ミソスープ」にry
と、質を問わず、手数を増やしてジャニーズジョークを繰り広げてきました。
実は結構ブラックなジョークもあるんですが、ジャニーズというジャンルは難しくて怖いので家庭内機密に留めておきます。
また、件のタグについて、
「夫たちについて、独身ジャニヲタが『イイね!』するハードルが低くて驚いた。ただ、ジャニーズを否定せず、趣味に寛大でいるだけで、あそこまで評価されるものなのか」
と言い始めました。
(要は「俺は『超イイね!』されて然るべきだ」と言いたいようです)
なので私が、「まあ世の中ジャニーズってだけで毛嫌いする男性は多いからね~。あのタグの旦那さんたちはみんな優しいよねー。」と言ったところ、
「その『ジャニーズだけで毛嫌い』している奴らはなんなんだ!そいつらが言っている『ジャニーズ』って何だ?!中島健人と塚田僚一を同じ枠組みで語っているナンセンスさ!」
と、仮想敵に憤り始め、
「あと『バレーボールにジャニーズイラネ』って言っている奴らは『ジャニーズとタッグを組んでいるから、地上波であの時間にバレーボールが放送されていることに気付くべき。中体連の登録者数でほぼ同数のバスケットボールに比べ、バレーボールの選手たちの知名度が高いのは、そのおかげじゃないか」
と、雑学を交えてまたもや熱く語り始めました。
そして、ミュージックステーションウルトラFESを見直して、こう言いました。
「ジャニーズは歌っている姿でキャラクターが出るから面白い」
人物分析厨の夫にとって、芸能人の中でも歌って踊って演技してバラエティ番組もやるジャニーズタレントは、分析ための素材が豊富で面白いそうです。
それに比較してEXILEなどのLDH系はパフォーマンスがクールで、歌番組を見たくらいではキャラクターが掴めないと。
実は私達夫婦は、今年の年明けに一念発起し、「現代を生きる若者として、EXILEの基礎知識くらいは押さえておかねばならない」と、興味ゼロのところからLDHについて勉強したのです。それについては、後日、別エントリーに譲ります。
やはり夫は私が先のエントリーに書いたとおり、「ジャニヲタの夫であり、ジャニーズに詳しいが、『ジャニヲタな夫』ではない」と自認しているようです。
どこで発表するでもなく、ジャニーズを研究しているのだと。
まあ、好きは好きのようですが。
昨日は、最近全メンバーを覚えたジャニーズWESTについて研究していました。
「桐山の周りからの信頼の厚さ!とりあえず雑に振っても大丈夫って思わせる力がすごい。ジャニーズなのに『ハライチの澤部』や『ハリセンボンの近藤春菜』ができる。すごい。あいつのことを直接知っている人間で嫌いな奴いないはず。例えば、大企業の新卒同期100人いて、1人いるかどうかの逸材」
「重岡はあの若さで『ジャニーズWESTはかくあるべき』が分かっている。ジャニーズWESTは関西の、元気でガチャガチャしたノリが求められていて、正統派ど真ん中アイドルの役ではないと思う。それを分かっていて、きちんと体現して、尚且つ『無理して頑張ってる感』が無い。多分、中間とかも分かっていると思うんだけど、重岡は若いのにそれができているところがすごい。脅威だ」
と、深夜までプレゼンしておりました。
夫のジャニーズ分析は他にも色々あるのですが、子どもの夕寝が終わりそうなので、今日はここまで。
ほぼ誰にも知られていないこのブログの更新を一番楽しみにしているのは、おそらく夫ですね。
最終的に彼にとっての「最強ジャニーズ」は、
となったようです。
最強の意味!
そんな夫に私信です。
相葉雅紀氏生誕記念公演が当選しました。私名義です。